前回:
新人TL作家アオタン担当リキヤにネタ出しを命じられたアオタンだったが…
アオタン「3パターン作ってみました!」
担当リキヤ「拝見しまする~(・∀・)ノ」
アオタン「①天使の女の子が悪魔の男の子に一目惚れ」
アオタン「②ディランとキャサリンがビバリーヒルズでランデブー」
アオタン「③片思いの幼馴染どうしが両思いに」
担当リキヤ「③にして下さりませ(・ω・)9」
アオタン「あっ、でも一番描きたいのは①で…」
担当リキヤ「③。(・ω・)」
アオタン「あの①は」
担当リキヤ「③!!( ゚Д゚)」
アオタン「…は、はい…。(ショボン)でもどうして①と②はダメなんですか…」
担当リキヤ「①に関しては…また後程説明するでござるぉ。」
担当リキヤ「②は…ぶっちゃけ③と同じなんでつぉ…」
アオタン「えっ?いや、全然違うと思っ…」
担当リキヤ「読者の大半は何人(なにじん)でつか?」
アオタン「…日本人です…」
担当リキヤ「アオタンさんが読者だとして、なりきりやすいのは花子とキャサリンのどっちでつか?」
アオタン「…花子です…」
担当リキヤ「じゃあディランとキャサリンより、太郎と花子のほうが馴染みやすいでつぬ?」
アオタン「えっ…でもビバリーヒルズのほうがお洒落っぽい(?)し…」
担当リキヤ「ビバリーヒルズがダメとは言わないでつ。しかし実際にビバリーヒルズを描くより、日本の中のオサレな場所での恋愛を描くほうが親しみやすく夢がないでつか?」
アオタン「親しみ…夢…?」
担当リキヤ「読者は理想や夢を漫画の中で体験したいと思っているのでつぉ(・∀・)ノ
自分と近い環境の主人公に成り切るにしても、
自分が憧れるような存在の主人公を見守るにしても、でつ。」
担当リキヤ「あり得ないような夢や希望を、読者の身近にあることのように感じさせるのが漫画の得意技であり、醍醐味なんでつ。」
アオタン「…つまり、ビバリーヒルズは読者から遠い…と。」
担当リキヤ「んだんだ。舞台設定に必然性が無いならば、極力現代日本のどこかを舞台にするのがイイでつぉ。」
アオタン「仮に、ビバリーヒルズに必然性がある場合ってどんな場合がありますかね…?」
担当リキヤ「例えば主人公は女子大生、夏休みのホームステイでビバリーヒルズに行ったらイケメソハリウッドスターの息子にナンパされちゃった!…とか、でつかぬ…。」
アオタン「…ハリウッドスターの息子にナンパされるとか…夢はあるけどあり得ない感100%ですね…」
担当リキヤ「そう!そのあり得ない感も払拭するだけの面白さを出せるなら構わないのでつが…、
もっと手近に面白さを出すなら、舞台はやっぱり現代日本がいいんだぉ(・∀・)ノ
逆に、お忍びで日本に来たハリウッドスターの息子が主人公の前に現れる…だったら?」
アオタン「!!」
アオタン「夢や希望を、身近にあり得そうに、描く。その為の主人公と舞台設定が必要…と。」担当リキヤ「んだんだ(*´∀`*)ちゅうことで、太郎と花子のキャラ設定表、月曜までに宜しくぬ(・∀・)ノ」
アオタン「キャラ表ですね…!やってみます…」
☆次回は「
担当リキヤの独り言」でつ☆